初心者がしてしまいがちなL透け行動一覧

L陣営
L陣営L / エルN / ニア捜査員
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概要

Death note killer withinのL陣営の行動で「非L透け」(捜査員透け)という言葉をご存知でしょうか。この行動はNG行動と表現しましたが、具体的には、L陣営が不利になる行動ということです。

特にこのゲームをプレイしたことがないプレイヤーは意識するとL陣営が勝ちやすく、またキラ陣営であれば「L透け」行動を見つけたときに勝ちやすくなります。今回の記事では、その「L透け」について初心者向けになるべくわかりやすく解説していきたいと思います。

前提レギュレーション

  • メロ入り
  • VCあり
  • 捜査員がデスノートを開く設定
  • マップはダウンタウン
  • ダミータスクあり

以上のレギュレーションを前提として解説を行っていきます。特にメロ抜きのレギュレーションや、VCなしのレギュレーションとは一部異なる可能性がありますのでご了承ください。トイタウンの解説をする場合は別途記載します。

L陣営のリーダーはL、キラ陣営のリーダーはキラと表現します

L陣営のリーダーはLとNが存在しますが、文章が複雑になってしまうので特に区別するような場面でなければLと表現します。キラ陣営も同様でXキラもキラと表現します。

L透けとは

L視点

  • 自身がLであることが透ける行動と発現

捜査員視点

  • 自身が捜査員であることが透ける行動と発現
  • 自身がLではないと透ける行動と発言

L陣営は、L陣営のリーダーであるLやNの名前がデスノートに書かれると負けてしまいます。どんなに捜査進捗が有利でも、一発で負けてしまうことを経験したプレイヤーは多いのではないかと思います。

つまり、自身がLであることがキラ陣営にバレてしまうとほとんどのケースで負けが確定してしまいます。この部分については、初心者の方にもイメージしやすいかと思います。

自身が捜査員とバレるのも良くない

では、自身が捜査員である場合にL透けについて気をつけることはないのでしょうか。答えは違います。

自身が捜査員(Lではない)ことがバレれば、その分L候補の人数が減ってしまいます。その分だけキラ陣営が有利になってしまうので、不要な場面で自身が捜査員であることは伏せて置かなければいけません。

キラ陣営の場合はL透け発言を見逃さない

逆に、キラ陣営である場合はL透け発言を見つければその分だけ、Lを追い詰めるのが早くなります。

  • A:確定捜査員(Lのコマンドカード 捜査員の証明)
  • B:局長(能力発動済)
  • C:非L発言をしてしまった捜査員
  • D:正体不明(L候補)
  • E:正体不明(L候補)
  • F:キラ
  • G:キラ信者

上記の場面で、例えばCさんが自身がLではないような発言をしたとします。そうすればDとEの捜査手帳を盗み、ふたりともデスノートで捌いてしまえば勝ちです。

前置きが長くなってしまいましたが、L透けする発言をまとめていきます。

※上級者になるとL透け発言をわざとするLも存在しますので、ご了承ください。

捜査フェーズ:その他L透け発言一例

以下の一例は、あくまで本心でその発言をしているときの話です。本心を偽ってあえて自分がLっぽくない発言をするLもいます。

「私が死んだら〇〇がキラ」

これは自身が死んだとしてもゲームが続くことを知っている捜査員の発言です。

「(怪しい人に接触される)終わった」

これは自分が死んだらゲームが終わることを知っているLの発言です。

システム的なL透け

L視点

会議フェーズで怪しい人に投票したあとの、その怪しい人を逮捕する時間があります。この時間に逮捕者を選ばないと自動でLが逮捕することになります。

Lは逮捕する人を必ず選びましょう。L自身でもいいです。逮捕する人を選ばないと、逮捕する人が必ずLと全員にバレるので注意です。

N視点限定

ドル札かく乱:一定時間身分証が盗めない、近くにいる人が誰か確認できなくなる

ニアのコマンドカード「ドル札かく乱」を使うと、近くにいる人が誰か区別できなくなります。ニア以外の全員の視点で捜査員のシルエットが真っ黒になり、名前も「????」となるため誰か分かりません。

しかし、ニアだけは捜査員のシルエットも見えますし、名前も見えます。

つまり、ドル札かく乱中に誰々が何か怪しい行動をとっていたという発言は、ニアであることが透けます。

捜査フェーズ:監視タスク

監視タスク:特定の人や場所を数秒間接近する捜査員のタスク

L視点

監視タスクはL透けしてしまうことがあります。
Lは捜査手帳が盗まれてしまう監視タスクは避けたいです。しかし、極端に避けすぎてしまうとLではないかと推測されてしまいます。リスクはありますが、適度に接近タスクをこなすことも考えなければいけません。

自身がLではないと推測させるために、Lが裏を書いてリスクを取りまくるというプレイもありますが、これはそもそも接近自体がリスクなので奨励できるプレイではありません。キラが捜査員の名前を書きまくるというプレイスタイルの場合は一瞬で負けてしまう可能性もあります。

捜査員視点

捜査員は、リスクがないからといって監視タスクを受け入れすぎてしまうのも良くありません。リスクを取りすぎているプレイヤーは、Lではないことが推測されてしまいます。

比較的安全な監視タスクの処理方法

監視タスクには比較的安全な処理方法があります。それは、捜査フェーズ終了5秒前目安に監視タスクをすることです。

これは、たとえ捜査手帳を盗まれたとしても、デスノートに名前を書くのに間に合わないからです。よく見るのは5秒前ですが、これは部屋のレギュレーションを確認し、必要であれば短縮・延長します。

キラ陣営のコマンドカードによる捜査フェーズ延長に注意

5秒前の監視タスクは比較的安全ですが、必ずしも安全というわけではありません。

キラ陣営は、「デスノートのテスト」や「キラのビデオメッセージ」などのコマンドカードを使うことで捜査フェーズを延長することができます。5秒前に監視タスクをし、捜査手帳を盗まれた後に「キラのビデオメッセージ」によって捜査フェーズが延長、そしてその時間にキラによって裁かれるということもあります。

基本的に、L陣営がキラがどのコマンドカードを保留しているか推測するのは難しいですが、あたまの片隅にでも「キラ陣営はまだコマンドカードを切ってない」ことを入れておくといいかもしれません。(これは実際むずかしいと思います)

捜査フェーズ:監視カメラ

監視カメラ:Lだけが見れる監視カメラで特定の部屋に設置されている

L視点

Lは監視カメラを見ることが出来ます。監視カメラを見ることができるのはL陣営の中でLだけで、強いアイテムな反面、Lであることがバレてしまう行動になることがあります。

監視カメラを見ている最中はかならず足が止まってしまいます。監視カメラをよく見るプレイヤーは、「一定時間動かない」時間が必ず生まれてしまいます。そのような動きを頻繁にするプレイヤーは、Lであることが推測されてしまいます。

特に初心者のLにありがちなのが、一定時間倉庫や警察署、バックヤードなどのプレイヤーが行くことの少ない部屋にこもっって監視カメラを見続けるというプレイをよく見ます。これはキラっぽいプレイでもありますが、デスノートを開かずに倉庫などに籠もっているのを見られればLであることがほぼ確実とまで推測されてしまいます。

捜査員視点

捜査員は、上記のような監視カメラを使ってると思われるプレイを見かけた場合は、注意が必要です。

倉庫やバックヤード、警察署に長時間滞在するのは捜査員視点怪しいプレイの一つです。しかし、そのことを捜査フェーズや会議フェーズで全員に情報共有してしまうと、Lが特定されてしまうことがあります。

A
A

Bさんが倉庫に長時間籠もっていて怪しい

これは捜査員目線は、Bさんが「デスノートを使っていたキラ」もしくは「監視カメラを長時間見ていたL」の2択になります。
しかし、キラ陣営はキラが誰か知っています。なので同じ情報でも「監視カメラを長時間見ていたL」の1択になってしまうことがあります。

このようなプレイを捜査員が見かけた場合はすぐに発言せず、一旦自身の心の中にとどめておき、その後の動きを追跡したりしてLなのかキラなのか見極める必要があります。

監視カメラで見られていたという発言

捜査員視点

  • 監視カメラで見られていた
  • 監視カメラが光っていた

上記の発言もLではないことが推測される発言です。監視カメラはLが見るものであり、監視カメラで見られていたという発言が正しいのであればその捜査員はLではないことが確実です。

自分が容疑者にあがっている場合や、キラ容疑者が絞れていて自信があるのでしたら監視カメラ発言によって自分の捜査員であることを主張するのはありです。しかし、容疑者が絞れていないのに監視カメラで見られていた発言をしてしまうのはL陣営が不利になりますので注意が必要です。

捜査フェーズ:キラタスク

デスノートのテスト:トイレ・ゼミナール・会議室に3箇所調査ポイントが現れ、失敗すると新世界進捗が進む

キラのビデオメッセージ:サクラTVに3箇所調査ポイントが現れ、失敗すると新世界進捗が進む

キラタスクによってLっぽいプレイヤーがあぶり出されます。これらのタスクは、調査中は無防備になり、誰に接近されたかわからなくなります。そのため、Lはなるべく調査したくないというのが本音です。

偽の監視タスク:特定のプレイヤーを3人に監視させ、失敗するとキラ進捗が進む

Xキラの偽の監視タスクは、キラがプレイヤーを選択肢、そのプレイヤーへの監視タスク3人分を強制的に発生させます。
Lはなるべく監視したくありませんし、Lが監視対象になった場合はキラ進捗を進めても監視されたくありません。

これらのタスクは避ければ避けるほどLっぽさの推測が進んでしまいます。

新世界進捗を見てキラタスクを無視

捜査進捗:捜査ミッションやLタスクを進めることが上昇し100%でL陣営勝利

新世界進捗:犯罪者や捜査員を捌くことによって上昇する進捗で100%でキラ陣営勝利

捜査進捗が進んでいて、新世界進捗が進んでいない場合は、上記のキラタスクを無視することができます。失敗しても新世界進捗が進んでしまいますが、進んでも問題ない差があればキラタスクは無視できます。

これはLだけでなく、捜査員も意識し提案することでLの絞り込みを防ぐことが出来ます。

捜査フェーズ:捜査指示

Lの捜査指示:二人の捜査員を指名し、通称Lタスクを指示する

Lは、二人の捜査員を指名し、特殊タスクをやらせることが出来ます。

この二人は同じ場所に行き、短い監視タスクをしなければいけません。基本、接近せずにこなすこともできるのですが、やり難く身分証が盗まれるリスクがあります。

この通称LタスクをL自身にも命じることはできるのですが、身分証が盗まれるリスクがあるので基本的にここにLが含まれることは少ないと推測できます。

会議フェーズ:Lの会議誘導〇〇さんが怪しい

初歩的なことですが、Lの会議誘導である「Aさんが怪しい」が出た場合、AさんはLではないことが推測されます。理由は単純でLがLを逮捕しようと思うことはないからです。

※Lがあえて自分を怪しいと会議誘導するというプレイはあります。

会議フェーズ:〇〇さんから話を聞きたい

L
L

〇〇さんから話を聞きたい

Lの会議誘導である「〇〇さんから話を聞きたい」もL透けする行動の一つです。

Lはキラが誰かを推理して、各捜査員から情報を集めます。そのため、自分以外の捜査員に話を振るために会議誘導をします。しかし、これらの会議誘導はLっぽくない人を浮き上がらせてしまう行動の一つです。

  • 容疑者A:?
  • 容疑者B:Lから話を聞きたいと言われる
  • 容疑者C:Lから話を聞きたいと言われる

これらは無意識にやってしまいがちなのですが、L自身が容疑者であるのにも関わらず他の容疑者だけに話を振ってしまいがちです。キラ陣営含め、他の捜査員からしたらA・B・Cの3人が容疑者でもあるのに関わらず、Lが話を振るのはBとCだけ。この行動によってLっぽい人が浮き上がってしまいます。

L自身にも会議誘導で話を聞く(自演)

これらのL透けを防ぐためには、自身にも話を聞きたいコマンドを出し、状況を説明しましょう。

基本的にLが逮捕されることはないのですが、キラ容疑がかかった場合は容疑者として自分がキラでない理由を説明し、捜査員であることを主張しましょう。

会議フェーズ:Lの会議誘導に逆らう

スキップ後に確定的な推理を発言すること

L
L

今回はスキップしましょう

A
A

私はBさんが怪しいと思う!

捜査員視点

Lの会議誘導に逆らうのはL透けする行動の代表例です。これは必ずしも間違った行動ではないのですが、「Lの最終決定」がくだされた後にそれに逆らった言動をしてしまうのは出来れば避けたい行動の一つです。なぜAさんがLではないと分かるかは以下のとおりです。

  1. Lは逮捕するに値する人が見つからず、会議をスキップを決断。
  2. しかしAさんはBさんが怪しいと発言。
  3. つまりBさんはLではない。

もちろん、確信的な理由があってLに進言するのは悪いことではありません。しかし、出来れば「会議スキップ」や「逮捕しましょう」などの決定的な会議誘導コマンドが出る前に発言し、L透けを避けたほうがL陣営の勝率は上がるのではないかと思います。

逮捕者の意見が異なる場合も同様

L
L

怪しい人を逮捕しましょう

L
L

Dさんが怪しい

A
A

私はBさんが怪しいと思う!

逮捕者の反対意見を述べるのも同じロジックでLではないとバレてしまう行動の一つです。既に自身が怪しいと言われている場合は、すでに自分がLではないことが推測されているので、その場合は自分が怪しいと思う人を積極的に発言してOKです。

特に「逮捕しましょう」の議論誘導の後にでた「〇〇さんが怪しい」は決定的なLの決断であるため、それに逆らう意見は言う場合は自分が捜査員であることが推測されてしまうので特に注意しなければいけません。

会議フェーズ:捜査員の情報が多い場合は怪しい人を逮捕

L視点

情報が多く出ると各捜査員はキラ候補者に目星をつけて発言が強くなっていきます。L視点キラ候補者が多くて絞り込めなかったとしても、スキップしてしまうとLと捜査員との推理のズレによりL候補が狭まってしまうということが発生してしまいます。

このようなL透けを起こすよりは、自分が信じれそうな捜査員を信じて誰かを逮捕するのがいいかと思います。

L視点(メロ入りレギュレーション限定)

メロ:キラを倒すと勝ち、1日1回誰かをキルできる

これはメロ入りレギュレーションの場合限定ですが、捜査員から情報がいっぱい出てきている場合は、より誰かを逮捕するのが望ましいと考えます。これは間違って捜査員を逮捕してしまったとしてもです。

本質的な理由として、捜査員が出した情報をもとにメロがキラにたどり着く前にキラを逮捕したいからです。

メロは、メロだけが分かる情報を持っています。捜査員目線だとデスノートによるキルとメロの発砲によるキルの区別がつきません。捜査員が情報を多く出した状況だと、メロがLよりも先にキラへの確定的な情報を得ることがあります。

  • A:確定捜査員(Lコマンドカード 捜査員の証明)
  • B:メロ(Iに発砲済)
  • C:?
  • D:?(Fは怪しくないという発言あり)
  • E:? 身分証をBかCに盗まれた
  • F:?(Dは怪しくないという発言あり)
  • G:?(Hは怪しくないという発言あり)
  • H:L(Gは怪しくないという発言あり)
  • I:死亡
  • J:死亡

メロは上記のような状況ですと、Iの死亡にデスノートが関わっていないことや、Eが捜査員で身分証を盗んだのがCであること、もしくはEがキラ陣営で嘘をついている(捜査を撹乱するため・Lを特定するために信者や代弁者が動くことがある)という推測ができます。メロはL陣営やキラ陣営では分かり得ない情報を持っているため、Lよりも先にキラにたどり着くケースが存在します。

情報を多く獲たメロが会議フェーズの次でキラを狙い定めて行動に出てしまいます。このように捜査員が情報を多数出した場合は、間違って捜査員を逮捕したとしてもメロに先を越される前にキラ候補者を逮捕するのが望ましいです。

まとめ

L透けについて思い当たる行動をまとめました。不足や改善点などあればコメントでご指摘いただければと思います。

上級者部屋になってくるとこれらの情報はすべてのプレイヤーが認知していて、より複雑な情報戦になります。これらの基礎の裏をかいてきたり応用は多々あるのでこれらの基礎的な立ち回りは初心者の方にも有効なのではと思っています。